育英年金の特約とは

結婚をして、妊娠をする、その後出産をするという時期は、人生の中でも一番生命保険に関して考えるときです。結婚して扶養家族が増え、責任が増します。それから出産するときには母体にもしものことがあった時用に医療保険を準備する必要がありますし、子供を無事に産めばその子の医療保険や学資保険を入るかどうか検討するでしょう。 学資保険は多くの生命保険会社が商品を出していますが、各社あまり変わらない商品ではあります。学資保険に入る最大の目的はその子供の学費を用意することですから、基本的にお金がたまるというシステムになっている商品です。ですが、保険であるが故に万が一に備えた特約も勿論あって、それをつけるかどうかは会社や個人の考えによって変わってきます。その特約の名前は育英年金特約、それは、子供が成長中に万が一契約者である親が死亡するようなことがあった場合、育英基金から年金という形でお金が支払われるということです。育英年金を、例えば40万と契約時に決めたならば、その保険期間中、契約者である父親もしくは母親が死亡すると、その時から保険料の払いこみは免除になり、育英年金から40万円が満期を迎えるまで毎年支払われます。勿論元から保険契約していた給付金も支払われますから、保護者がいなくなった子供には有難い制度といえます。ですが、この特約をつけてしまうと、満期時に契約者が生存していた場合は元本が割れてしまうのです。学資にと、お金が増えるつもりで毎月支払いをしてきたけれど、満期になった時に返ってきたお金は支払いした金額よりも少ない、それでも構わないから万が一に備えたい、そういう方だけにむいている特約なのです。 契約時、ここをしっかり確認しておかないと、後でもめることの原因になりますから注意が必要です。子供が12歳、15歳、18歳の時にそれなりに金額を貰い、また満期時には支払い総額を越える返戻金を求めている人には育英年金の特約をつけることはおすすめしません。例えば片親で、自分にもしものことがあった時には親戚や実家の祖父母に育ててもらうという家庭には、資金の確保でいいでしょう。ですが、これはあくまでも保険、お守りとして持つには少々金額がかかりますから、純粋に子供の学資にと考えている人には向きません。色んな会社の色んな商品で、学資保険には必ず選べるオマケとしてついてきますから、契約する前にはキチンと説明を聞いてからにしましょう。